魚介類(動物性タンパク源)

魚介類はニシンやサーモン等、ドッグフードの主原料として使われている食材です。獣肉と同様豊富なたんぱく質を含みますが、エイコサペンタエン酸(EPA)やドコモヘキサエン酸(DHA)を始めとした不飽和脂肪酸が多く含まれています。低アレルゲン食材なので、食物アレルギー対策のフードによく使用されます。

魚介類の成分傾向としては、タンパク質が多くオメガ3脂肪酸を豊富に含んでいます。

ニシン

ニシン(鰊・鯡)とは、ニシン目ニシン科に属する海水魚です。回遊魚で北太平洋に分布しています。DHAやEPAを多くに含み、ビタミンA・B2・B6・D・Eも含まれており、ビオチンも豊富に含まれています。高タンパク低カロリー、低アレルゲンの食材です。

マス

マス(鱒)は、サケ目サケ科に属する魚の総称をいい、国によって区分方法が異なっています。低アレルギーのたんぱく質源で、アスタキサンチンが多く含まれています。その他にも、EPAやDHA、魚にはあまり含まれないビタミンAが豊富に含まれています。

魚肉

魚肉は、高タンパク低脂肪低カロリーの優れたたんぱく質であり、中性脂肪の増加を防ぐと言われているオメガ3系脂肪酸のDHAやEPAも豊富です。多くの場合、いわし、あじ、さば、さんまなどの多獲性魚が利用されています。

タラ

タラ(鱈、たら)とは、たん白質を多く含み、脂質が少ない白身魚の一種です。白身魚の中でも脂質が少なく、ヘルシーなのでダイエット食や胃腸の弱い犬向けの食事にも向いています。

アジ

アジ(鯵)は、蛋白質と脂質がバランスよく含まれており、ビタミン・ミネラルなど体に必要な栄養素を豊富に含んでいます。DHA・EPAも含み、健康的な脳や肝臓、血液等をサポートします。また、アジは、海における食物連鎖の下層にいる魚であるため、水銀などの有害物質がたまりにくい魚です。

ホワイトフィッシュ

ホワイトフィッシュは、高たんぱく低脂質で消化率の高い低アレルゲンの動物性タンパク源です。ホワイトフィッシュという名前のサケ目サケ科の淡水魚を指すこともあれば、広い定義で海水淡水を問わず白身の魚を指すこともあります。

オーシャンホワイトフィッシュ

オーシャンホワイトフィッシュは、海に生息する白身魚で、高たんぱく低脂質で消化率の高い低アレルゲンの動物性タンパク源です。主にマスやタラ、太刀魚、スズキなどが使用されます。

白身魚

白身魚は、高たんぱく低脂質で消化率の高い低アレルゲンの動物性タンパク源です。主にマスやタラ、太刀魚などが使用されます。

イワシ

鰯(いわし)とは、DHA・EPAを豊富に含む青魚の一種です。DHAは、脳細胞や視神経細胞を活性化し、EPAは肝臓機能を高め中性脂肪の分解を促します。また、イワシは寿命が約5-6年と短く、海における食物連鎖の下層にいる魚であるため、水銀などの有害物質がたまりにくい魚です。

サケ

サケ(鮭、シャケ、サーモン)は、サケ目サケ科サケ属の白身魚です。低アレルギーのたんぱく質源で、アスタキサンチンが多く含まれています。白身魚のサーモンが赤く見えるのはアスタキサンチンの赤い色素によるものです。その他にも、EPAやDHA、魚にはあまり含まれないビタミンAが豊富に含まれています。

サバ

サバ(鯖)とは、スズキ目サバ科に属する海水魚です。マッカローとも呼ばれます。 高タンパクでDHA(ドコサヘキサエン酸)や EPA(エイコサペンタエン酸)などのオメガ3系脂肪酸を豊富に含んでいます。