オメガ6脂肪酸

オメガ6脂肪酸は不飽和脂肪酸の分類の一つで、オメガ6脂肪酸から生成される生理活性物質は炎症を引き起こす作用があります。炎症を起こすといってもオメガ6系脂肪酸は必須脂肪酸であり、不足すると皮膚状態の悪化や発育不全などが起こりますので、過剰な摂取を控え、炎症を抑えるオメガ3脂肪酸をあわせて摂取していくことが必要になります。オメガ6系脂肪酸として代表的なものとしては、リノール酸があります。

陸上動物の肉や植物由来のオイル(コーン油、大豆油等)に多く含まれています。

オメガ6脂肪酸の過剰摂取

皮膚の炎症

オメガ6脂肪酸を過剰に摂取し、オメガ3脂肪酸の摂取が少なく、バランスが崩れている場合には皮膚の炎症を引き起こします。

高カロリー

オメガ6脂肪酸自体を過剰摂取している場合には高カロリー食だと考えれるため肥満の原因になる可能性があります。しかし、これはオメガ6脂肪酸自体の問題ではありません。

オメガ6脂肪酸の欠乏

皮膚・被毛の乾燥

オメガ6脂肪酸は皮膚の水分消失を抑えるため、不足した場合には水分が失われ皮膚や被毛の艶がなくなります。